岩手八幡平の旅② | 紅葉を求めて | 茶臼岳〜黒谷地湿原〜八幡平

茶臼岳の紅葉

前回からの続き

2023年10月8日。今日は八幡平2日目。

まずは5:30からスタートの温泉♨️を早速楽しんだ。
晴れた朝の露天風呂はやっぱり最高だ。
予報通り天気は良さそう。

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部屋からも左上に岩手山がかなりクリアに見えた。

朝の光に庭の黄葉が映えて綺麗。

この地域の紅葉の名所としては三ツ石山があるが、トイレが少なく、紅葉の時期は女性用トイレ待ちは大行列になるようなので、妻と相談して残念ながら今回は行くのは諦めた。

もう少し有料トイレを増やして整備してくれれば、みんなもっと行きやすくなると思うのだが。
岩手県観光協会のみなさま、よろしくお願いします。

代わりに茶臼岳に登り、黒谷地湿原、八幡平というルートで回る計画にした。紅葉情報によると、黒谷地と八幡平はピークとのことで期待が高まる。

八幡平ハイツの朝食

温泉の後は7:00から朝食
ついたくさん食べてしまう。
とても美味しかったです、ごちそうさまでした!

八幡平ハイツ

8:00前に八幡平ハイツを出発。

八幡平ハイツの朝の光

朝の光がキラキラしていて綺麗だった。

八幡平の光や空気感はヨーロッパの感じに似ている。

緯度が同じくらいだからだろうか。

クルマでアスピーテラインを八幡平方向に進む。
途中に茶臼岳登山口の駐車場があるはず。
もうそろそろかなと注意しながら走ったが、第一駐車場に気づいた時は通り過ぎていた。

でも6-7台停められるスペースはすでに満車だったので、その先にあるはずの第二駐車場を通り過ぎないように注意して走って、無事駐車完了。

茶臼岳登山口の第二駐車場

第一駐車場は6-7台程度

茶臼口バス停

ちょっと分かりにくが、第一駐車場の目印としては、道路の反対側に茶臼口というバス停の標識があること。

茶臼岳登山口第二駐車場

こちらが第二駐車場、10台程度停められる。
アスピーテラインを八幡平方面に向かって進むと第一駐車場の150m先にある。
第二駐車場の少し先にもクルマを10台程度停められるスペースがあったが、果たしてそれが駐車場なのか単なる停車スペースなのか分からなかった。

茶臼岳登山口

ここが茶臼岳登山口。

第一駐車場の50m先、第二駐車場の100m手前あたりの駐車場から来ると道路を渡って反対側にある。

登山口から歩き始める。
なお、駐車場や登山口付近にトイレはなく、茶臼岳山頂までの往復もトイレはないので、駐車場に着く前に済ませておく必要がある。

茶臼岳の紅葉
茶臼岳の紅葉

登山道はいい感じで紅葉していて、とても気持ちよく歩けた。

茶臼岳の紅葉

ポコっと尖っているところが茶臼岳山頂。
可愛い感じ。
途中、昨日の雨で、道が少しグチャグチャになっているところがあったが、非常に歩きやすい道だった。

茶臼岳山頂

山頂に到着。

茶臼岳山頂からの眺め

山頂からの眺め。

紅葉が本格化するのはもう少し先だったが広々としていて爽快だった。

通常山頂まで45分が標準タイムのようだが、我々は写真撮るのに時間かかっていたので50分ほどだった。

山頂からは同じ道を下る。

茶臼岳の紅葉

登山道沿いの木々はかなり紅葉していた。

茶臼岳の紅葉

笹の緑の葉が日に当たってキラキラしている中に、オレンジや黄色の紅葉が混じっているのが綺麗だった。

遠くに満車の駐車場が見える。

30-35分で駐車場に戻り、クルマで黒谷地湿原に向かう。
アスピーテラインを八幡平方面に5分ちょっと走ると道路沿いに駐車場がある。

黒谷地湿原の駐車場

これが黒谷地湿原の駐車場。

20台くらい停められる感じだろうか。

黒谷地湿原入り口

湿原への入り口にはこんな看板がある。

黒谷地湿原

最初の頃は綺麗な新しい木道。

黒谷地湿原

しばらくすると古い木道に変わる。

木道整備は大変だからな。

黒谷地湿原

これが一番奥の草紅葉の風景。

曇ってしまってちょっと暗い感じになってしまったが、日の光が差せばキラキラ輝く黄金色が楽しめるはず。

入り口からここまで15-20分くらい。
ここはベンチが結構あってお弁当を食べている方が10人くらいた。

先ほどの茶臼岳から、この黒谷地湿原を抜けて、源太森から八幡平というルートを歩くことも出来て魅力的なのだが、今回はクルマがあるので我々は断念。

同じ道を引き返し、黒谷地の駐車場に戻り、クルマに乗って八幡平レストハウスに向かった。

レストハウスの駐車場まで10分程度のはずだが、3連休のせいか、レストハウスの手前から渋滞で、クルマを停めるまでに30分くらいかかってしまった。とにかく無事到着。

八幡平レストハウスの展望台からの眺め

八幡平レストハウスの展望台より。

八幡平レストハウスの展望台からの眺め

こちらも。

八幡平登山口

駐車場のすぐ脇にある入り口から歩き始める。

八幡平周回コース

このコースの通りにぐるっと回る全部で2時間半くらいのコース。

八幡平周回コース

道は舗装されているので歩きやすく、少し歩くと下にはレストハウスの駐車場が見えた。

八幡平周回コース

まずは源太森に向かうが、途中は草紅葉の道。

曇ってしまって残念。陽の光があるともっとキラキラに見えるのだろうが。

源太森

源太森に到着。

八幡平周回コース

草紅葉の木道。歩きやすい。

八幡平の湧き水

湧水が綺麗。

八幡沼の展望台からの眺め

八幡沼の展望台に到着。

やはり八幡平と言えばこの風景だが、本格的な紅葉にはもう少しという感じだった。

八幡平山頂

なだらかな舗装された道を歩いているうちに山頂に到着。

八幡平は日本百名山。

八幡平山頂展望台からの眺め

山頂展望台からの眺めだが、全く山頂感がないのでちょっと拍子抜け。

めがね沼

山頂の先のめがね沼に着いた。
同じような沼が二つ並んでいるのでメガネのようでめがね沼と呼ぶそうだ。
ここはかなり色づいていた。

ドラゴンアイで有名な鏡沼

こちらはめがね沼の隣にあるドラゴンアイで有名な鏡沼。

八幡平から見える山の高さ

レストハウスのトイレ横に張ってあった。

岩手山は高さは2,038mだが、登山道の標高差は1,300-1,400mもあるようなので、美しい山で登ってみたいですがかなり大変そうだ。

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レストハウスを出て今日の最終目的地である松川温泉♨️に向かう途中に箱根の大涌谷みたいなところがあった。

松川大橋

松川温泉♨️の手前を曲がって紅葉の名所、松川大橋に寄ることにした。

松川大橋

これが松川大橋。

クルマはこの先は行けない。

橋の手前にある5台ほどの駐車場にクルマを停めてこの橋を渡って、橋の奥の登山道から登るようだ。

松川大橋からの眺め

松川大橋からの眺め。

ピーク時には見事な紅葉になるらしいが、今年は夏が暑くて10日遅れの由で残念。

松川温泉峡雲荘

本日のお宿、松川温泉峡雲荘に到着。

秘湯♨️

松川温泉峡雲荘の部屋

お部屋はこんな感じで綺麗で、サラサラしていてとても気持ち良かった。

窓の下に地熱発電の温水暖房がある。

いつもの通り、
まずは冷たいビール🍺を飲んでひと休み。うまい!最高だ!
その後温泉♨️へ。

ゆったりしようと思ったら混んでた。
ここは外から来るお客さんが多いみたい。
外からの料金は大人ひとり600円。

写真撮影禁止で、お風呂にカメラやスマホは持ち込めないので温泉の写真はない。

内湯は熱めのお湯。ここでまず身体を温めて、外の露天風呂へ。

男性が入る露天風呂は男風呂ではなく混浴風呂です。
女性も入れますが、入っている女性はいませんでした。
ちょっと入りにくいよね。

もちろん女性専用の露天風呂がある。
妻によれば十分に素晴らしい露天風呂だったとのこと。

緑色がかった乳白色のお湯で、大きな岩がお風呂の中にあって自然の中にいるような感じでとてもくつろぐ。

なお、この温泉には洗い場にシャワーがない。
頭や身体を洗う時は、お湯を溜めてある木製の大きな桶があり、そこから手酌でお湯を汲んで洗い流す。

なぜシャワーがないかと言うと、ここはすぐそばに地熱発電所があって、そこから熱源を引いて来ているため、温度調節ができないからなのだそうだ。
水を地熱で熱するとすぐに沸騰してしまうため、熱湯か水か、どちらかしかないので、ちょうど良い温度のお湯をシャワーから出す温度調節が出来ないとのことで、納得した。

秘湯♨️ですから仕方ない。

なお、部屋の暖房も地熱利用のため、同様の理由で部屋の温度調節が出来ない。
10月の頭だったが、すでに暖房が入っていた。温水暖房だ。
部屋が暑い時は窓を少し開けて調整してくださいと説明を受けた。

ネット上の口コミを見ると、窓を開けたら網戸がないので虫が入ってきて困った、とのコメントがあったが、私の部屋はちゃんと網戸がついていたので、窓を少し開けて温度調整した。

事前情報を見て、韓国のオンドルのような感じかな、と思ったので、私は半袖Tシャツと短パンを持っていって、それで寝たが正解だった。

話が逸れたが、すっかり温泉♨️を楽しんで、身体が温まったら、風呂上がりには、また冷えたビールをゴクゴク。
至福のひと時。

そして少し風にあたって涼みながらのんびりすると夕食の時間。

夕食は部屋に持って来ていただけた。
部屋で美味しい食事をいただけるのはリラックスしてとても幸せだ。

松川温泉峡雲荘の夕食

どれも盛りだくさんで美味しかった。右下の魚はイワナ。

松川温泉峡雲荘

秘湯♨️

お腹一杯になった後は、もちろん、また秘湯♨️を楽しんだ。 
 
夕食後の時間は、外湯の方々はいなかったので混むこともなく、のんびりと緑がかった白濁のお湯を満喫。

今日も楽しい一日だった。

ありがとうございました。

つづく

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