白馬八方池は憧れの池だった。
いつかあの景色を実際に見てみたいと思っていたが、快晴の天気に恵まれ、憧れの八方池のあの眺めを堪能できて最高の気分だった。
八方池を経由して唐松岳に登り、日帰りで戻るピストン登山。
前夜からホテル白馬に泊まって、4:00に車でホテルを出て4:30前に黒菱リフトの駐車場に到着。
普通ならリフトを乗り継いで八方池山荘のところまで上がれるが、そのルートはリフトがもっと遅い時間からでないと動かず、私たちの脚では日帰りで戻ってこれない危険があるので、4:30始発の黒菱リフトを使って雲海デッキに上がり、そこから歩くことにした。
リフトが動き出す前に黒菱リフトの列に並んでいるところから撮影した朝焼けの風景 ↓
7分程度でリフトが雲海デッキに着いて登山開始。
少し登ったら日の出になった。やはり神聖な気分になり思わず手を合わせてお願いをした ↓
朝の光を浴びて山がピンクオレンジに染まってなんとも美しい ↓
朝の光を浴びる八方池山荘を通過 ↓
こんな素晴らしい景色をながめながら登って行く ↓ 最高に気持ちがいい。
第一ケルンを通過し、石神井ケルンに到着 ↓
石神井(しゃくじい)ケルンというのは、東京の練馬区にある都立石神井高校の山岳部が創立十周年を記念して昭和38年8月に建てたもののようだ(ケルンの裏側にそのように彫られている)。
私の母校ではないが、良く知っている高校なので、普通の都立高校の山岳部がこんなケルンを建てたなんて凄いなと感慨深かった。
第二ケルン、別名、息(やすむ)ケルンを通過 ↓ ここまで来ると八方池までもう少し。空が青い。
ついに憧れの八方池に着いた。この景色をこの目で見たかった ↓ 大満足である。
雲海デッキから八方池までは2時間弱で予定通り到着。
まだ人が少なく静かで、波も立っていなくて、素晴らしい眺めを堪能。
ずっとこの景色を見ていたいがそういうわけにもいかないのでさらに登る。
振り返ると八方池が見える ↓
八方池から唐松岳への途中にはたくさんの高山植物がとても美しかった ↓ 写真が下手だが。
途中に扇雪渓という小さな雪渓がある ↓
丸山ケルンまでやってきた ↓ 絶景だ
丸山ケルンからの360度の絶景動画はこちらから ↓
丸山ケルンを出てしばらく歩いたら雷鳥の親子がいた。
写真の真ん中の下 ↓ 雷鳥に会えてラッキー&ハッピーだ。
もう少しで山荘に着く、というところで振り返ったらすばらしい眺めだった ↓
八方池を出て約2時間半で、ついに唐松岳頂上山荘に到着。絶景に助けられて意外に疲れずに登れた。
ハイマツの緑と花崗岩の白が、空の青さに映えて美しい。
写真の左下に写っている赤い建物が山荘、右上に唐松岳山頂が見える ↓
もう少しで山頂だが、お腹が減ったので、山荘で買ったカップヌードルで昼食&休憩。
腹ごしらえをしたので、いよいよ頂上へ向かう ↓
山荘から20分くらい登って、無事に唐松岳山頂に到着 ↓
本当は360度の眺望が楽しめるはずだが、この頃にはガスって来て、眺望は120度くらいだった。
でも十分に清々しかった。ずっとここでこの素晴らしい景色を眺めていたくなる ↓
しばらく眺望を楽しんだら下山開始。
山荘に戻ってきた ↓
このあたりのコマクサが可愛らしかった ↓
帰りは来た道を戻る。下りの眺めも美しい ↓
八方池山荘のところまで下りて、そこからはリフトを乗り継いで黒菱リフトの駐車場に帰還。
合計約9時間の登山。
ルートは、
雲海デッキ~八方池山荘~石神井ケルン~第2ケルン~八方池~唐松岳頂上山荘~唐松岳山頂、
帰りは同じ道を戻って八方池山荘まで。
なお、私たちは登山中級者未満で、トイレ、写真撮影、昼食ものんびりなので標準タイムより時間がかかっている。
無事、ホテル白馬に戻ってきた。
このホテルは玄関周りに花がたくさんあってちょっとスイスのような雰囲気で良かった ↓
さすが、白馬っていいな。
また行きたいところだ。
おわり
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