雨の栂池高原 | こんな悪天候は久しぶりだったがOK

2024年9月21日

お彼岸の3連休は白馬近辺で過ごすことにしていたので墓参りは前週末に済ませた。

まず紅葉が始まっているはずの栂池高原を楽しんで一泊してから、翌日は八方尾根で八方池の最高の景色を楽しんでから、のんびり温泉♨️を楽しむという企画だ。

しかし、1週間以上前から天気予報を見ているが、この3連休は見事に雨予報である。

毎日見ているが、ここまで悪天候のままで微動だにしないのも珍しい、が一緒に行く友人夫妻に意見を聞いたら、行く、ということで意見が一致したので行くことにした。

当日は朝5:00にクルマで家を出て、中央から長野道を抜けて栂池高原駅に着いたのは9:30くらいだった。

今晩宿泊する栂池山荘の提携駐車場が駅のそばにあるので、そこにクルマを停めて、友人夫妻とゴンドラ乗り場へ。

ゴンドラ乗り場

すでにパラパラと雨が落ち始めてきた。もう少し降り始めが遅れてくれないかと願っていたが、無情にも予報通りである。

ゴンドラ乗り場でレインウェアを着て、リュックにもレインカバーを装着して上に上がった。

ゴンドラ乗り場

栂池は憧れの白馬岳へ登る入り口のひとつでもある。 ↓
今年は大雪渓ルートが危険で閉鎖のため栂池ルートが混んでいると聞いた。

白馬岳へ登る入り口

パラパラどころでなく普通に降ってきてしまった。 ↓

パラパラどころでなく普通に降ってきてしまった

自然園駅に到着。 ↓  ガラガラである。

自然園駅に到着。 ↓  ガラガラである。

みなさん、完全の雨装備で歩き始める。 ↓

みなさん、完全の雨装備で歩き始める。

栂池山荘到着、真ん中の建物。 ↓

栂池山荘到着、真ん中の建物。 ↓

栂池山荘に着いたら、こんなに早い時間なのに、チェックインして部屋を使って良いと言ってもらえたので、大きな荷物は部屋に置いて軽装備で栂池自然園散策に出かけることができた。

本当にありがたい。

写真は山荘の入り口付近だが、床もピカピカでとても清潔かつ綺麗で素晴らしかった。

写真は山荘の入り口付近だが、床もピカピカでとても清潔かつ綺麗で素晴らしかった。
写真は山荘の入り口付近だが、床もピカピカでとても清潔かつ綺麗で素晴らしかった。

2階にある展望ラウンジ。本当は眺めが良いのだろうな〜 ↓

2階にある展望ラウンジ。本当は眺めが良いのだろうな〜 

我々は207号室だった。 ↓ しかし何故か部屋の写真がない、写真を撮るのを忘れるほど悪天候に動転していたのか分からないが、部屋はとても清潔でサラサラしていて快適だった。

我々は207号室だった。 

雨の中だが、まあ行ってみようということで自然園散策に出かけた。 自然園の入り口は山荘の隣のビジターセンターにある。 ↓

自然園の入り口は山荘の隣のビジターセンターにある

いざ出発。↓

いざ出発。

ここは雨のなかでも美しかった、晴れていたらさぞかし綺麗だったであろう。 ↓

いざ出発。

かすかに白馬の山々の雪渓が見える。 ↓

かすかに白馬の山々の雪渓が見える

紅葉の雰囲気もわずかだがある。
やはり9月後半の3連休では、ここの紅葉はまだ早いな、10月頭だな、と感じた。 ↓

紅葉の雰囲気もわずかだがある。

素晴らしい景色を見るためのスペースがあるのだが、今日は何も見えない。 ↓

素晴らしい景色を見るためのスペースがあるのだが、今日は何も見えない。 

本来はこの景色を見るために来たのだが。↓

本来はこの景色を見るために来たのだが。↓

台湾から来た女性二人組と出会い、良く分からないが記念撮影。
ここはリベンジで再訪するしかないな。↓

台湾から来た女性二人組と出会い、良く分からないが記念撮影。

雨が激しくなってきたが、秋の雰囲気があるので、立ち止まって記念撮影。↓

雨が激しくなってきたが、秋の雰囲気があるので、立ち止まって記念撮影。

栂池ヒュッテ記念館の赤い屋根が見えてきた。 ↓
本来であれば、自然園一周はゆっくり回って3.5-4.0時間とのことだが、雨と風が強く景色を楽しむ余裕もないので2時間で戻ってきた。

栂池ヒュッテ記念館の赤い屋根が見えてきた。

栂池ヒュッテ記念館。 ↓
中に入ったら、友人夫妻が「田舎のおばあちゃんの家の匂いがする〜」と言っていた。 

栂池ヒュッテ記念館。

記念館の中でつい撮ってしまった一枚。↓ 188キロを背負う強力とは。

188キロを背負う強力とは。

ビジターセンター、美しい建物だ。↓

ビジターセンター、美しい建物だ。

その隣にある、栂池山荘、こちらも美しい。↓

その隣にある、栂池山荘、こちらも美しい。

身体はレインウェアのおかげで全く濡れなかったが、シューズから水が入って、足がびしょ濡れで、シューズはゴアテックスでないとダメだと思い知った。ちょうど買ってから6-7年なので買い替えに行こう。

ということでお風呂に直行。ここは温泉ではないが、雪解け水を使ったお風呂とのこと。3-4人でいっぱいという感じだが、山の上で、しかもこんな天気で戻ってきた後に暖かいお風呂に入れるのは本当にありがたい。極上の幸せである。

写真撮影は禁止だが、大好きなケロリン桶を見つけたので、ここだけ撮影させてもらった。
私の世代にとっては、お風呂屋さんと言えばケロリンの黄色い桶、という一種の条件反射だ。

ケロリンの黄色い桶

ケロリンって薬の名前のようだが、一体なぜ薬屋さんがこんな風呂用の洗面桶を作ったのか、またそれがなぜ全国いたるところにあるのか、昔から疑問に思っていたので、この機会に調べてみた。

詳細は以下を参照いただきたいが、関東と関西でサイズが違うというのはびっくり。
たしかに関西の妻の実家の風呂場にある色が褪せたケロリン桶は、なんだかちょっと小さいような気がすると前から思っていたのだが、(関東人の私にとっては)それは決して錯覚ではなかったということが分かって納得できた。 
しかし、ケロリン桶、恐るべしという感想で、もっと早くに調べていればよかった。↓

ケロリン桶の由来|ケロリンファン倶楽部
ケロリン桶 誕生のキッカケ 銭湯で子供が蹴飛ばしても、腰掛けにされてもビクとも...

お風呂でしっかり温まった後は夕食。
魚に肉に美味しかった。ごちそうさまでした。 ↓

お風呂でしっかり温まった後は夕食

魚は岩魚である。↓

魚は岩魚である

岩魚をいただくとなれば、やはり日本酒であろう。
明日もどうせ雨で山には行けないので、アルコール制御の必要なし、ハッピーアワーである。
北アルプスに来たからには、銘酒『大雪渓』で乾杯。↓

銘酒『大雪渓』で乾杯

美味しい食事をお腹一杯いただいて、みなさん親切で、こんな清潔な山荘でゆっくり寝れるのは幸せの限り。 
消灯前だが、おやすみなさい。💤  ↓

消灯前だが、おやすみなさい。

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おはようございます。

朝になったが予報通り雨だ。
ひょっとして一発大逆転で晴れているかもと期待したが、残念。

朝ごはんをいただきに食堂へ。
がっついて海苔の袋を開けかけて、なんとも美しいイラストが描かれていることに気づいて、写真を撮った。栂池山荘はなんと村営である。 ↓

栂池山荘はなんと村営である

朝食と食堂の雰囲気はこんな感じ。↓ 遅い時間の食堂は空いていた。 
我々が食堂に来るのとすれ違いに若い男女が雨天フル装備でデカいいリュックを背負って出かけていった。この悪天候の中、ここから白馬岳を目指すのは無理ではないか、と気になって山荘の人に聞いたら、無理は禁物と止めたので、白馬岳まで行くのが無理であれば、途中の白馬大池で泊まるということになるのではないか、と言っていた。大丈夫だっただろうか。

朝食と食堂の雰囲気はこんな感じ

良く降る雨である。↓

良く降る雨である

帰りのロープウェイからも全く何も見えない。↓

帰りのロープウェイからも全く何も見えない

本当は、本日2日目は八方尾根ルートで八方池から白馬の山々の絶景を楽しむ予定だったが、この雨ではどうしようもないので、予定を変更して、白馬から長野にクルマで移動して、大好きで尊敬する東山魁夷画伯の絵を観にいくことにした。

つづく

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