2024-05

芦ノ湖と箱根神社の赤い鳥居の景観を見おろす高台に建つ美術館で、その眺望が大きな魅力。実業家・成川實さんの収集した昭和中期以降の現代日本画のコレクションがベースだが、成川さんがサラリーマン時代に倹約して貯めたお金を投資に回してうまくいき、それを好きなコレクションに使ったとのことで、なんともカッコイイお金の使い方である。

前から行きたいと思っていた大菩薩嶺。評判通りの素晴らしさに納得。クルマでも電車バスでも行けるアクセスの良さ、富士山と南アルプスの絶景、登山後に温泉♨️にも入れる。歩き方は雷岩から大菩薩峠に向かって歩くと、常に進行方向右前方に美しい霊峰富士を見れる。駐車場は4箇所。週末は第四の大菩薩湖北岸駐車場（300台）がおすすめ。

この特別展は京都国立博物館でしかやらない特別展。ラッキーにも奈良の妻の実家に行ったついでに行ける。雪舟のことはほとんど知らないが、唯一興味があったのは天橋立図だ。昨年、天橋立に行った時に、実際にはこのようには見えないので現実の姿を描いたものではない、との説明があり、じゃあなんでそのように描いたんだ？　と気になっていた。

GWは関西へ。新幹線を京都で降りてJRに乗り山崎で降りて、大山崎山荘美術館へ。前回来たのは8年前の夏。またここに来てこの建物を眺めたいと思っていた。今の時代にこの美しい遺産を残してくれたアサヒビールよ、ありがとう、という気分になる。お礼の気持ちを込めて、眺望の素晴らしい2階のカフェにてブラックニッカのハイボールで乾杯。