2023年12月9日
前回からの続き。
今日も快晴。
朝から露天風呂。なんとも贅沢。
朝ごはんもとても美味しかった。朝からご飯をお代わりして満腹。
もっとのんびりしていたいのだが、そろそろチェックアウトの時間。
緑風閣のみなさん、お世話になりました。
大満足のお宿でした。
10時前にチェックアウトして城崎観光へ。
これなら80代の両親も行ける。
カニマークがかわいい。
ロープウェイで上に登った所からの眺め。
左上は日本海、正面奥は丹後半島。
真ん中に城崎温泉街が見える。
三方を山に囲まれてるんですね。
ロープウェイの山麓駅にある大田垣士郎翁の銅像。後ろは資料館。
大田垣さんは、あの有名なクロヨンダム(黒部ダム)を建設した関西電力の当時の社長を務められた方。その時に使われていたロープウェイを御自身が生まれ育った城崎に、と発案され、関西電力のバックアップの下に出来たのが、この城崎温泉ロープウェイなのだそうだ。
以前、立山に登り、立山黒部アルペンルートで黒部ダムに行った時以来、私は黒部ダムのファンなので、まさか城崎と黒部ダムにこんなつながりがあるとはと、資料館も興味深く見学した。
ロープウェイの途中で下車して温泉寺へ。
城崎温泉守護の寺 温泉寺。
温泉寺の大悲殿。
本堂。
正直なところ、ロープウェイの途中にあるお寺で名前も温泉寺なんていかにも観光客目当てのお寺なのかなと思っていた。
せめて記念に御朱印だけ頂こうと寄ったのだが、ついでに拝観させていただきお話を聞いてみたら、非常に由緒あるお寺であることが分かりとても良かった。
勉強不足で大変失礼しました。
ここは720年に城崎温泉を開いた道智上人により738年に開創された古刹なんですね。
上人は、衆生済度のために諸国をめぐり、城崎の地に来て一千日間修行をされ、その功徳によって温泉が湧出し城崎温泉が開かれたということで、それが現在の外湯のひとつ、まんだら湯、の由。
その後、寺を開創し、聖武天皇から、城崎温泉の守護寺として、末代山温泉寺の名前を賜ったとのことで、千三百年間、城崎温泉と入湯客を見守ってきた山陰の名刹なのだそうだ。
次は日和山海岸へ。日本海の海に来た。
天気も良くて綺麗だった。海の水も透明度抜群。
沖に見えるのが無人島の後ヶ島(のちがしま)。
浦島太郎の伝説が残る島で、この島で浦島太郎が玉手箱を開けたのだとか。
写真では小さくてよく見えませんが、島には白い東屋がある。
1950年に伝承を伝えるために竜宮城を模して建てられたのだそうだ。
なんともロマンチックな話。
すぐそばには金波楼という立派なホテルがあった。
なんと大昔に妻のお母さんは社員旅行でここに来て泊まったそうでびっくり‼️
昔は周辺の様子も全く違ってたようだが。
次は玄武洞。
まさに自然が生み出したアート。
素晴らしかった。
手前に写った人との大きさの違いに注目。
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約160万年前の自然の神秘を感じることができる玄武洞公園。
火山活動によって流れ出たマグマが冷えて固まるときに規則正しいきれいな割れ目をつくり出し、柱上に節理が形成されました。
玄武洞公園には「玄武」「青龍」「白虎」「朱雀」と、中国の四方を司る四神の名前がつけられた洞窟があり、玄武洞、青龍洞は、国の天然記念物に指定されています。(豊岡市観光協会のHPより)
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青龍洞。
ここの石(柱状節理)が一番美しかった。
青龍洞の柱状節理のアップ。
ほれぼれする美しさ。
まさに自然が生んだアート。
玄武洞の紅葉も素晴らしかった。
12月の城崎でこんな紅葉を見れるとは。
城崎温泉街に戻ってお土産を買ったら、15:00になったのでチェックイン。
今日のお宿は、ときわ別館。
妻の両親には露天風呂付きの部屋を予約。
私と妻は普通の部屋ですが、ここは中庭があって、ちょうど紅葉がピークで部屋からの眺めが見事だった。
玄関を入ったところのロビー。
のれんの奥がラウンジスペースになっている。
ラウンジではアルコール含めてフリードリンク。
綺麗な庭を眺められる席で、みんなで早速ハートランドビールをごくり。
焼酎やワインなど他のお酒もありましたね。
このサービスはすごく嬉しかったな。
廊下も広さが感じられる造作になっていて、日本の建物って本当に美しいなと思う。
部屋にあった昔ながらの常備灯。レトロで良かったですね。
落ち着いたので内湯に行った。
ここも前日の緑風閣同様、城崎ルールに従って内湯は小さめ。
撮影禁止なので写真はないが、男性用は露天岩風呂で他に誰も入ってなくて城崎温泉をのんびり楽しめた。
内湯で温まって部屋に戻ると、ちょうど日が落ちてきて中庭がライトアップ。
夕食は別室にて。
二日連続でのカニ尽くしは避けて今日は朝取れ海鮮鍋。
もちろんカニも入ってる。
美味しい夕食をありがとうございました。
本日も城崎の豊かさを満喫。
夜になると中庭のライトアップの感じが変わった。
この日は疲れたので夜の外湯巡りには行かず、内湯を楽しんで、中庭をのんびり眺めてゴロゴロして過ごして熟睡。
今日も楽しい一日だった、感謝。
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最終日の朝も良い天気だった。
まだ夜明け前から内湯の露天風呂でのんびり。
誰もいなくてゆったり。
明るくなってきた。
朝の中庭も美しい。
おいしい朝食、幸せだ。
名残惜しいが、朝食後にチェックアウト。
ときわ別館のみなさま、ありがとうございました。
すばらしいお宿だった。
ずっと憧れていた城崎温泉。
最高だった。来れて良かった。
私たちのお宿が外湯が集中している中心エリアから少しだけ離れていたので、外湯を回りきれンったが、中心エリア近くのお宿に泊まって外湯巡りを集中的に楽しむ、という楽しみ方もあるな、と思った。
また来たいところだな。
レンタカーで京都に戻って、ここで妻の両親たちとはお別れ。
義父も義母も大変喜んでくれたので良かった。
私たちは京都駅でいろいろ買い込んでから新幹線で東へ。
京都駅も美味しいものがたくさんあるので嬉しい。
京丹後市に本店がある、とり松のばらずしは特にお気に入り。
城崎温泉、ありがとう!
楽しかった〜
おわり
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