2024年10月20日
モネを観に来るのは約1年ぶりだ。
上野公園にやってきた。↓
開場の9:30前に着きたかったが少し遅れてしまった。が、西郷さんにはまずご挨拶してから。
イチョウの黄葉が美しくなるのはもう少し先かな。↓
去年のモネ展は上野の森美術館だったが、今回は国立西洋美術館だ。
やはり、モネを観るなら、松方コレクションを収めるために作られたこの美術館で観たい。
松方コレクションについては以前にも書いたが、ビジネスで稼いだ利益で優れたアートを購入して広く公開する、というのはお金の使い方としては素晴らしいと改めて思った。↓
早足で歩いて到着したら、すでにたくさんの人が並んでいるのが見える。↓
前売り券を持っていたので、チケットありの列に並んで、ロダンの地獄の門の脇を抜ける。↓
前に並んでいる方は格好いい和服姿の女性だった。
和服でひとりでモネを観にくるなんて粋だな。↓
入り口で最後の写真を。↓
ここから先は写真は撮れないが、第3章の睡蓮の絵画だけは写真撮影可能だった。
撮影可能な睡蓮のうち、2つについて。
これは↑松方コレクションのひとつで、1921年に松方幸次郎がジヴェルニーのモネのアトリエを訪問してモネからの直接購入した作品だそうだ。
松方さん、ありがとう。おかげで僕らは今この美しい作品を平和な日本で観ることが出来ています。
これは↑一番最後に展示されていて、一番好きだなと思った作品。
あとでよくよく見てみたら前売券とともに送られてきたパンフレット↓にはこの睡蓮が使われていた。
今回のモネ展は晩年の作品に焦点が当てられていたので、作風が統一されていて良かったなと思った。もちろん初期から晩年までの色々なモネを観れるのも楽しいのだが。
写真撮影可能な3章の睡蓮を飾った楕円形の展示室をパノラマで撮ってみた。↓
なぜかというと、オランジュリー美術館の睡蓮の間↓を模しているなと思ったから。
また行ってみたいところのひとつだ。
以下はオランジュリー美術館の公式HPより。
たっぷりとモネの世界に浸れて満足だった。
が、残念だったのはちょっと混み過ぎだったこと。
私は男で前の人の頭越しに作品を観ることが出来たが、女性や子供達はあの混雑では楽しめない。
今頃になって知ったが、混雑している時は、公式Twitterで教えてくれるらしい。
美しい絵画を観れて心地良かった。
感謝。
おわり
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