2024年7月13日
帝国劇場でのムーラン•ルージュ。
最高に楽しめてスッキリした気分になれた。
知人に勧められて応募したら、うまいこと抽選に当たってチケットが取れた。土曜の13:00開演。
ミュージカルを観に来るのは、ちょうど3年前の2021年7月にレ•ミゼラブルをこの帝劇に観に来て以来だ。
あの時はコロナ明けでなんとかこういう公演が開催されるようになったばかりの時期だった。その頃に比べると今は自由にアートを楽しめる普通の生活が戻って来て幸せな限りだ。
入場するとこんな赤一色の感じで、ムーラン•ルージュ(赤い風車)、という気分が高まる。
帝劇はステンドグラスも美しい。
来ているのは圧倒的に女性が多い。90%以上が女性では?
今日のメインキャストは望海風斗さんと井上芳雄さん。
望海さんは元宝塚雪組のトップスター。
宝塚時代は男役だったそうだが、今日はパリのキャバレー、ムーラン•ルージュを背負って立つ看板女優のサティーン役。
しばらくすると劇場の扉が開いた。
劇場内に足を踏み入れて、思わず声を上げそうになった。
赤一色の舞台、その左右に赤い風車と青い象が配置されていて、パリのキャバレーの妖艶な雰囲気が見事に醸し出されている。
動画はこちらから ↓
ムーラン•ルージュと言えば、ロートレックのポスターが目に浮かぶが、彼もしっかり登場人物に名を連ねていた。
ちょうど今ロートレック展もやっているみたいで、こちらも行ってみたくなった。
開演13:00、途中14:10頃から25分間の休憩があり、14:35頃から15:50の終演までたっぷりと豪華な非日常の世界を堪能した。
最後はみなさん立ち上がってスタンディングオベーション。みんな大満足だった証であろう。
出演者のみなさんの歌や演技、ダンスの素晴らしさはもちろんのこと、豪華なセットは、一歩その空間に足を踏み入れた瞬間に、あたかも自分がパリのモンマルトルにいるかのような錯覚に陥らせてくれる。
これはまさにライブアートならではの楽しさで、こういう経験をさせてくれてありがとうと心からお礼を言いたい。
帝劇はあまりキャパがないので、チケットの抽選に当たるのが大変だが、コンパクトな広さで客席の傾斜や位置もよく考えられていて見やすく一体感があるのが気に入っている。
でもさすがに老朽化のため、2025年2月から建替工事のため、一時クローズとなってしまうらしい。
帝劇の地下にはうなぎやら焼き鳥やらの美味しいお店が入っていて、それも楽しみのひとつだったのだが、お店も休みになってしまうのだろうな。
クローズ前の名作レ•ミゼラブルの公演はなんとか行きたい。3年前はコロナ明け直後だったからかチケットが2枚当たったので2回観れて大満足した記憶があるが、今回は当たるだろうか。
おわり
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